2019年9月24日 (火)

猫と人との共生

猫ほど、人に安らぎを与え、その優美な姿で人の目を楽しませてくれる
生き物はありません。

愛くるしく、人懐っこくすり寄ったりしてきたと思えば、
そっけなくふるまったり、いわゆるツンデレの態度。

でも、そんな気まぐれが猫好きの人の心にたまらなく映るのです。

黒,白,白黒、雉柄、サビ、青みが買った灰色、虎柄…
猫には様々な毛色があり、目の色があり、模様があります。

様々な種類があるのですが、純潔種として飼われているものは
全体の1/5程度です。

あとの4/5は雑種で、家猫が子供を産んで譲り受けたり、野良状態から
保護されたり、捕獲した施設から引き取ったりしたものです。

ここで問題が提示されます。

れっきとした、猫の種類があるにもかかわらず、それらは人間の管理下には
なく、猫たちの自由恋愛によって品種の保持がなされているのです。

つまり、人間は猫を飼うにあたって、子猫から欲しがりますが、その子猫は
自由恋愛ができる外猫によってもたらされているのです。

最近、田舎でも、「子猫が欲しいのだが、なかなか見当たらない」という
事態が起こるようになりました。

それは、屋外飼育を反対する社会の動きの中で猫の外歩きがなくなり
猫の恋愛が起こりずらくなったためだと思います。

一昔前の田舎では、いわゆる「半ノラ」…家猫だが、家の出入りが自由な猫、
外歩きのできる猫がいました。

雌猫だったら、どこかで孕まされて家に戻った後、子猫を何匹か生んだ、
そのようなことが時おり起こったのです。

しかし、飼い主による家猫同士のお見合いというケースはほとんどありません、

じつに、4/5もの家猫が「ノラ」や「半ノラ」の遺伝子プールの
お世話になっているのです。

ところが、日本の屋外にいるそのような猫たちは受難の日々を送っています。

外国で、猫好きな国民なら、街中でたむろしている猫に自由に餌をやったり
傷ついていたり病気で倒れていたら保護ということになるでしょうが、

日本では、かえって糞尿被害を声高に叫び、野良猫がいたら捕獲して保健所で
殺処分という向きがいまだに続いています。

日本に来る外国人は、招き猫の置物とかを見て、「日本人は猫好きな国民だ」
という印象を持つようですが、実態は真逆です。

猫を見れば、冷淡なまなざしを向け、種ごと滅びればいいぐらいに思っている人が
多数を占めるのではないかと思います。

「地域猫」として地域で飼育するという方法を唱える人々もいますが、
それは避妊とセットになっており、断種撲滅思想以外の何物でもありません。
 …大概、それを主導しているのは猫好きではなく猫嫌いの人々です。

外国で最近起こった “animali welfaire” の思想があります。

動物にも、生存権…種の保存、そして育成環境も含めた、人権にも似た
それなりの尊厳、権利があるという考え方です。

個人的に、私はその考えに大賛成なのですが、

もしこれまで通りの猫の品種の多様性や個体数を維持しようと思えば、

家と外の行き来自由な「外猫」や「半ノラ」の猫を認めねばならないでしょうし、
飼い主がいない猫でも、形質・性格ともに優秀であれば、種の保存上、
人間が手を差し伸べる必要があると思うのです。

猫の多様性や種の保存の問題。これが第一点です。

そして第二点として、特に人間との接点が多い家猫では、
共存に欠かせない、彼らの飲食の問題があります。

猫と人間は非常に親和性が良く、友人、家族になれる間柄なのです。
血縁はなくとも友情・愛情によって絆を結ぶことができます。

しかし、両者の食習慣は非常に縁遠いものがあり、人間と同じ食物を
彼らは取ることができず、同じものを食べることができたとしても、
病気の原因になってしまいます。

人間とかかわらない野生の猫は小動物を狩って食べ、それがまた彼らの
健康維持にはいいのですが、家猫や外猫はそうはいきません。
彼らは狩猟能力が低いために、外で十分な食事を得られない結果、
不足分をどうしても人間から貰う必要があるのです。

そこで要となるのが、猫飼いの給餌能力となるわけですが、多くの人は
時間的にも経済的、労力的にも、お手製の猫餌を与えることができません。

猫の健康のためには、新鮮で、添加物のない餌が一番ですが、お手製のもの
ですと、保存料等の有害な添加物は入っていないでしょうが、その反面、
猫の健康にとって添加した方が良い栄養物質は多くの場合、加えられません。

猫にいつでも与えられるといる利便性のために、市販の餌には防腐剤が入って
います。また猫の食欲維持の為にも、添加剤が入れられているでしょう。

それらは短期間的には影響しませんが、長期的には健康に害を及ぼすのです。
猫の寿命は短いから、添加物の影響は生きている期間は現れない、というのが
メーカーや一部の獣医師たちの説明ですが、餌に由来する病気で寿命が短くなる
ケースは実際多いのではないかと思います。

如何に野生本来の生活に近い食事を与えるか…人間の介在により

そして、飲み水の問題もあります。

猫は本来、川の水や雨水を飲む動物です。

日常使う水道水でも、カルキが含有され、彼らには過剰なミネラルが含まれるのです。

水道水を与える場合でも、猫用の浄水器を通した水を与えるのであれば、

尿路結石等のリスクは軽減されます。

参考)

ペット用浄軟水器 まるっと軟水にゃんたま

https://www.kuritac.co.jp/products/pet/post-42.html

Jousuiki

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番最悪なのは、ホームセンターやスーパーで買うような
人間用のペットボトルの水(〇〇の名水と書かれているような)を
与えることです。

猫にとって、ペットボトルの水は健康に深刻な害を及ぼします。

そのことについては、後日詳述しますが。

 

 

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